2019年05月
2019年05月31日
いや、書き出しは決まっていた。
月曜日の休み、30年来の友人宅を訪ねた。
3人の子供のうち、上2人のお兄ちゃんとは久しぶりだ。長男とは5年以上ぶりかもしれない。
各々帰宅し、リビングに集まる。
夕飯時に行ったので、各々の都合でご飯を食べる。
煮物を作って持って行った。
夕飯一番乗りの次男が、「なかなか美味しいよ!」とニコニコ食べている。
友達、旦那さん、私が第2陣。
食べているうちに末娘が帰宅。最後にバイト帰りの長男が帰宅。
みんながリビングに集まり、
「早く食べちゃいなよ」
「これ食べる?」
「おかわりは? いいの?」
「あれ? なんだこりゃ」←次男の残したご飯を食べようとした友達。自分の炭酸水と思って娘のサイダーを飲んじゃった友達。
忙し過ぎてボケてる友達 (ママ) と、大人しい旦那さん、笑顔のお兄ちゃんたち、娘はむくれて帰宅。
娘の話を聞き、励まし、アドバイスし、
微笑ましい『家族』を目の当たりにしてきた。
友達の子供たちは、みんな可愛い。
そう言う度「あら、ありがとう」と彼女は嬉しそうにするのだが、
自分で産んで、がむしゃらに育てて、
自分の血を分けた 自分に似た子供たちを
他人が褒める。
それはどんな気持ちなんだろう。
あれこれ想像しながら、ほんわかした気持ちに浸っていた時、
あの事件が起きた。
川崎の殺傷事件。
10数秒の間に、小学生を含む2人を死に至らしめ、自らも命を絶った犯人。
無言で近づいてきた刃物には私だって勝てない。
何を思ってそんな凶行に走ったのか、
まわりは何を気をつけるべきなのか。
THE YELLOW MONKEY の『JAM』が頭をぐるぐるしていた。
『僕は何を思えばいいんだろ。
凶悪な犯罪者も みんな昔 子供だってね』
生まれ持った性格というモノがある。
人の不幸を楽しいと思うクソ、被害妄想、嫉妬、憎悪。
育て方では消しきれないモノが、確実にある。
それも事実。
JAMがぐるぐるしたままの翌日、
ママさんマツリカンがご来店した。
彼女とは、世の中のことをいつも色々話す。
ワイドショーを見ていたらしい。
川崎事件は、ちょうどアメリカのトランプ大統領が来日していた時に起きた。
『哀悼の意を云々』って、薄っぺらい声明はネットニュースで見た。
日本のアホノミクスは、アメリカの新鋭戦闘機105機を導入する方針らしい。
海自の護衛艦がその戦闘機の空母になることは、すでに決まっている。
ママさんマツリカンの話によると、
川崎の事件と、迷彩服の自衛官をバックに笑顔で握手するトランプ&アホノミクス。
これが交互にTVで流れていたと言う。
「私、これはメッセージだと思うんだよね」。
何の罪もない子供たちが、1人の人間によって死傷する。
※ネットでは犯人を『悪魔』と呼ぶ輩もいるようだが、あれも人間だ。現実をしっかり見ろ、人間だ。
大勢が涙し、心痛める大変な事件だが、
戦争になったら それが『当たり前』になる。『日常』になる。
ああ、なるほど。
メッセージだな。
私もそう思った。
川崎事件と同じ日、
埼玉でも包丁男が出没したらしい。
ネットニュースによると、路上に倒れていた男に警官が近づくと、いきなり包丁を振り回して暴れたと言う。
警官は男に警告した上で発砲。
弾は腹部に当たり、命に別状はなかった。
このニュースのコメントが、
ずらーっと!ずらーっと!
『射殺しろ!』
だったんだよね。
『射殺しろ!』ばかり。『射殺しろ!』にいいね!が3桁。
無責任なこと言ってんなよ。
警官だって人間だ。
職務とは言え、人を己の手で殺めたとなったら、その傷は深い。一生消えない。
戦争帰りのアメリカの兵士だって、精神を病んでしまった人がたくさんいる。
その傷を他人に預けて、自分は無傷で、
『射殺しろ!』と正義っぽく騒ぐ。
『その為に川崎事件は起きた』
とは言わない。
が、改めて強く思うのは、
戦争はしちゃいけない。
その為には憲法9条、変えちゃいけない。
日本人が人殺しになる可能性があるのだから。変わってしまったらおしまいなのだから。
消費税どころの騒ぎじゃないよ。
日本さえ良ければいいのか、
って話ではなく、
先日の区役所建替え反対署名と同じように、
私たちの手で出来ることは何か?
出来ることしか出来ないよ。
ただ、
出来ることは確実にあるんだよね。
射殺しろ!コメントを見ていると、
その想いが届くか不安だ。
が、語らなきゃいけないことがあり、私には語れる場所がある。
自分の子供が殺されても同じ気持ちでいられるか?
という反対意見はよく聞くし、見る。
いられるよ。
ここの過去記事にもいつだか書いた。
悲しい、悔しい、憎い。
それは私のことだから一生消えないんだろう。
消えないモノは無理に消さなくていい。ありのままでいい。
ただ、相手を殺しても、愛しい命は戻ってはこない。
現実はそれだけ。
憎しみを憎しみで返しても、新たな憎しみしか生まない。
matulika33 at 13:49│
2019年05月27日
金町マツリカがオープンしたのは2007年7月14日。マッシュ店長が闘病生活に入ったのが10月末。
わずか3ヶ月あまりしか出勤できなかったのに、あの子はたくさんのご縁を残してくれた。
和尚さんがご来店してくれたのは、たぶんマッシュがいてくれた頃。
ホント記憶喪失でごめんなさい。
色々ありすぎると脳が適当に情報をゴミ箱に入れてくれちゃうようで。
マッシュがお星様になり、たくさんのマツリカンからあたたかい気持ちをもらい、そのお礼とお星様になった旨、店に貼り紙をした。
和尚さんがTコー幼稚園のK先生だと知るのはもっと後なのだが、
その貼り紙も見てくれたらしい。
営業再開してから来てくれた和尚さんは、なんとなく
「うん、うん!」
といった感じだった。
言葉はない。
けど、悲しみもツラさも、色んなことを「うん、うん!」て受け止めてくれているような。
そして幼稚園の子供たちにプレゼントする品を、よく買っていってくれた。
小さな電卓で計算し、あたふたやっている数字の弱い私に
「あなたが損をしなければいいんだから」
そう いつも言ってくれていた。
水元に移転し、Tコー幼稚園からは遠くなり、
けど毎年GW頃、新しい子供たちも竹登りが出来るようになる。そのプレゼントは決まっていて、簡単に手に入るモノじゃないだろうな。
という訳で、ここ数年はGWあたりに押し売りに行っている。
「こんにちは。雑貨屋です。押し売りにきました」。
今年も行ったのだが、その際に
「大きめの置物もほしい。みんなが見て元気が出るような」
という話を聞いた。
誰でも見られる場所に飾窓があり、そこを覗いて帰った。
お魚がいい!
とはすぐに思い浮かんだ。
問屋にあるモノは色合いが渋いから、
よし、作ろう!
で、始まりました!
死んだノコギリと死んだ彫刻刀で魚の形にしていく。
彫刻刀は砥石で研げば研ぐほど切れなくなる謎。
手がやべー。
1週間、だいぶ頑張った!
ヤスリで磨いて完成
、、、、、?
鍋敷きかよ。
納得いくまで彫ることにした!
いんじゃない?
黄色、
ピンク、
水色。
そしてそして、
出来たー!
友達 (オッサン共) には好評で、もちろん私も納得! さすがマツリ子!
先ほどお届けした。
他にも数点持ち込んだのだが、すべてお買い上げいただいた。
お魚はプレゼント。
いつも元気をくれる和尚さんと、ちびっ子とママやパパに。
飾ってくれるといーな!
matulika33 at 15:01│つれづれ物語 │
2019年05月25日
続き
無地の小さめバッグ、なかなかかわゆい
そしてそして!
なんとワインバッグ!
ここ金町なんだけどなぁ
白金とか自由が丘なら売れると思うよ?
てか、自由が丘あたりのワイン専門店に持ち込むつもりだったらしい(丸)。
いつも挫けてマツリカへ
まぁ、お洒落ではあるので、プレゼントにいかがかしら?
そして今回はある難病患者さんの支援もしてきたらしい。
※丸山氏はケニアのスラム街の子供たちを支援しています。
その患者さんであるママンが手作りしたポシェットがこちら!
是非買って! タバコくらいしか入らないけどお洒落だからモテるよ!!!
で、シアバター。
MADE IN Uganda★
食えないらしい。
昭和の人だから知りませんでしたが、
髪に塗ればツヤ姫、頭皮マッサージも出来る、フェイシャルマッサージ、化粧下地、もちろんボディにも!
赤ちゃんからお年寄りまで、
あ、あと火傷や筋肉痛にも良いらしいよ?
こちら最初「2,500円で」とのことだったが、調べたらメルカリで1,500円で出してるヤツがいて、
なので1,500円になりました!
ボランティア精神も織り混ぜながら、是非買って!
バッグはどれも問屋さんにはない素敵な柄ばかりなんで、
あと問屋さんより少し安いです
マツリカのアフリカ雑貨の大半は、
金町在住の報道カメラマン・丸山耕氏から預かっているケニア直送品。
今年は1月に丸山氏がケニアに飛んだのだが、
マ「サイザル麻のバッグが欲しいかなぁ」
丸「バッグ売れないんだよなぁ」
という ぼやき &帰国していつまで経っても連絡なし。
という訳で初めて問屋さんを利用したのだが、
なんと数日前、
どっちゃり来ちゃった。。。
↑↑↑↑↑
ね、ひどいでしょ?
が、今回はすべてかわゆいタグがついているのだ!
かわゆい
サイザルバッグ屋さんに田舎のママンが手作りバッグを持ち込むんだって。
忙しいと言って相手にせず、閉店近くなって「仕方ないから買ってやる」って、めちゃくちゃ安い値段で買い取るらしい。
そんなやり方 (流通) 如何なもんか?と思うのだけど、それが田舎の家庭の生活費になってる訳だから、
是非買って!
続く
2019年05月20日
みんな他人をいじめ過ぎる!
なぜ誰かの気持ちに沿うという作業が出来ないのか。
幼児から年寄りまで、幅広ーく クソ になっちまったか。
少し前、ネットニュースで取り上げられたクルド人少女へのいじめ。
埼玉の川口市だったな。クルド人が多いらしい。
ずーっと嫌な想いで小学校に通っていて、ある時 たこ殴りにされ、
問題になったが 主犯各のガキからは「殺してやる!」とか言われ、
その場にいた大人、教員も含め誰ひとり注意もしなかったそう。
うちの姉はのび太以下でね、小学校からずっといじめの対象だった。
けど姉も悪いの。天才的に間が悪いの。そりゃ殴る蹴るされるわ、と思った。
幼稚園児の頃 姉が泣いて帰ってきて、誰にやられたかを聞き、その公園まで走っていっていじめっ子を成敗してきた。
がしかし、
そんな妹を家でいじめるという、ホントのび太以下のクソだったのよ。
なので、
私のそれは決して姉妹愛ではなかったのよ。
ただただ、大勢で1人を攻撃するってのが許せないの。
小学6年の頃かな。
女子がこまっしゃくれてくる年齢よ。半ズボン履かない男子が増えてくる頃。
まぁ~
意地の悪い女子がいたのよ、クラスに。
今でも名前 フルネームで漢字で書けるわ。
眉間にシワが寄っちゃう問題は、大抵その女のワガママ。
あんな女とつるんでて楽しいのかね?
とも思わず、
私は私で楽しくやってた。
ある時、
ついに私のクラスでもいじめが起きた。
当時流行りの『無視 (シカト) 』ってヤツ。
あの意地くそ悪い女が、いつもの同じグループの女子数人から徹底無視。派手なグループだったから、まわりの女子も彼女と口をきかない。
あたし担任に言ったのよ、
女子だけの話し合いが必要!って。
放課後、クラスに女子全員が残った。
担任が言った。
「◯◯さんが最近元気ないようですね。なぜ皆さん、仲良く出来ないのかな?」
あれこれ出たわ。
だって、なんちゃら。
だって、かんちゃら。
理由はある。もちろん。けど、
「だからって皆してシカトするって、それいじめだよね? 1人をいじめて楽しいの? 恥ずかしくないの?」←わし。
てな訳で、
小中高、私のクラスではいじめがなかった。
私が許さなかったから。
嫌なんだよね。
見てりゃ分かるじゃない?
見て見ぬふりすんの、出来ない。
私たちが憧れた漫画やアニメのヒーローは、もっとカッコ良かったじゃないか!(軽くアニオタ)
ちょっとした知り合いが、
『中学の頃 ワキガでいじめられてた女の子、いま幸せになったかな?』
ってぼやいたの。
カチンときたね。
いじめられてると知ってて知らんぷりしてたお前に、その子のその後を心配する資格なんかありませんよ!!
見ないふりしたんだろ、じゃあ見ないでいーわ。一切な!
あたしそんな人。
たぶん厳しいと思う。
いじめられてる子を助けた経験なんて、大抵の人はないと思う。
だから思う。
私が100人いたらな、って。
いや、300人くらい必要かしら?
全国に配置して、充血するほど目を光らせてやる!