2021年02月

2021年02月28日

先週前半、春みたいに暖かくて、
急にまた冷たい風が吹き、
ここ数日 体温調節がうまく出来ない (←自律神経の乱れ)
寝ていても急にカーッと暑くなり、

やべえ コロナだえー

と何度思ったか。
神経すり減らすこと考えてると『カーッ』が来るので、残念 (?)、ぷちホットフラッシュと判明。


サイダーバさんが営業を再開した。
体調不良で10日も休んだのは初めて、と、
サイダーバパパは最高潮に体調が悪かった時の自分の足の写真を見せてくれた。
足はパンパンに腫れていて、まだそれは治ってはいないらしいのだが、
こういうところが 

パパ最強


って思う。
そんなに体調が悪い時に写真を撮ってる余裕は私にはない。
エンディングノートすら考えない。
ひたすら苦痛と闘い、余裕出来たら しくしく泣く。
おしまい 


昨日は開店早々に行き、カレーの他に無限砂肝 (砂肝) 、マンゴーラッシーもテイクアウトした。

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マンゴーラッシー

氷を抜いてもらったので超濃厚。
スムージーより濃厚。
飲むデザート。

これをシェイクし、半分コップに入れ、ウイスキーも入れたら超絶旨い神カクテルの出来上がり 

今日 (翌日) はランチのトーストのお供にしたのだが、あまりに濃厚なんで水で薄めた。
それでも濃厚 

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弟にこの写真を送ると

『野菜は?』と、お母さんみたいなツッコミが返ってきた。

『マンゴーラッシーって野菜だよね?』

と送ると

『バカ!』とな。

え、バカ?(笑)

肉か野菜かに別けたら野菜の部類かと。
マンゴー、木に生るし。

マンゴーラッシー、もう少しあるので、また今夜ウイスキー入れて楽しむ予定。


とりあえず、
パパが少し元気になって良かった。
いつも18時出勤のママも昨日は17時に店にいて、

「パパ元気ない、ママ泣いちゃったよぅ」

と、また涙を拭っていた。

どうやらマツリカのお姉さんの顔を見ると泣きスイッチが入るらしい。
けど、
そうだよね。
パパが頼りになるから日本で生きてこられたんだよね。お子ちゃん2人も、パパが頼りにならなかったら産めなかったハズ。

ママをバカにする酔っ払いもいるけれど、
言葉も分からない異国で生きていくってすごい勇気だと思う。
さらに楽しみを見つけて、志村けんが好きだとかパフュームが可愛いだとか、お道化て見せたり踊ってみたり。


パパもママも最高、最強!

Matulikomatulika33 at 18:00│インドカレー | サイダーバ

2021年02月22日

仕入れたけど違う商品が届いて、
問屋に電話して、
後から届いたフクロウのストラップ。

が こちら!

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ウッド (ココナッツ?) の目。
飛騨高山あたりで『おばあちゃんの手作り 500円』で売ってそうな、どこか懐かしいストラップ。


あと、
その前に仕入れたティッシュカバーだが、
横にマジックテープついてて簡単にティッシュ入れられました!
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POPの『ティッシュカバー』、後から見たら『ティッカカバー』になっていて
(なので直したョ)
これは インドカレー・サイダーバさんの『チキンティッカ』とか『マライティッカ』の

ティッカ


から来てる。


只今サイダーバさんはお休み中。

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※画像はメカジキとナスのカレーに焼きチーズをトッピングしたモノ 


サイダーバさんのお休み、パパの持病が悪化しまして、
お休み3日目にパパから電話で説明を受けた。
のだが、
『喘息』としか私は言えない。
ママに替わって、ママからも説明された。
ママは泣いていて、

「大丈夫、大丈夫だよ!」

それしか言えない。

とにかくゆっくり休んでほしい。
ストレスもたくさん たまっちゃってるだろうし。

パパがやるべきは休むこと。
ママがやるべきは気をしっかり持つこと。
私がやるべきは祈ること。

色々あるんだよ。
書かないけど。


ずっと週1でサイダーバをテイクアウトしていて、テイクアウトすると3日は食べていた。
先週、何年ぶりだろ。
百ローで かぶを買った。
葉っぱがやわらかそうで、葉っぱ目当て。
胡麻和えにした。

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白いとこ (←主役) どうしよ?
と思ったが、おせち料理のかぶの甘酢漬けあるじゃない? 

菊花かぶ。


あれにした。
胡麻和えも菊花かぶも めたくそ旨かった。


・・・・・・・・・・



パパが早く元気になりますように。

Matulikomatulika33 at 16:15│タイ | サイダーバ

2021年02月17日

元気をもらえる先輩がいる。


1人はママちゃんのお友達で、80を超えたご婦人。
たまに電車に乗ってお墓参りに来てくれるのだが、世の中のことを話しながら野の花にも足を止め、

「お話できて良かったわ。まだまだ頑張らないと」

とか言ってくれるのだが、
私の方こそ すごいパワーをもらえる。

生前、
というか昔から

「あんたは友達に恵まれなくて残念ね」

とママちゃんに言われて育ったのだが、
ご婦人と話しているとその言葉を毎回思い出す。

なるほど、残念に思うわけだ!

ってくらいの唯一無二のパワーをもらえる。


もう1人は、
同業の先輩。
両国の実家でお店をやっていて、たしか70は過ぎたハズ。

今日、少し教えてもらいたいことがあり、久々に先輩に電話をした。

ハリのある声。
元気そうだ。

質問はすぐに解決し、世間話となる。
コロナ禍、
お金問題。

収入が減ったり、すぐ先の未来が不安になると、
どうもお金に敏感になる。
みなさん。

羨ましい、という気持ちは憎しみの色もまとっていて。

世界中が貧乏になる中で、
ゲーム業界なんかは黒字だったりして、
そう、
みんな良い時もあれば悪い時もある。
だから

○○だけズルい

という発想は私の中にはまったくないのだが、
去年秋くらいから
そんな「ズルい」って気持ちが表に出ちゃってる人が多くなってる。

人間の本性が分かるから面白い。


先輩は言った。

「タルヲシル」

樽を知る?


学のない私の脳裏には
函館赤レンガ倉庫のビヤ樽がずっと浮かんでいたのだが、
話していて分かった。

足るを知る


だ。

上を見たらきりがない。
いまある状態に感謝する。
極端に言えば、

いま生きていることに感謝、だ。


(あれ?
 なんかこの前 同じこと書いたな。
 『ハードル地下』って)


あれが欲しい、これが欲しい
じゃなく、
あれがあって幸せ、これもあって幸せ

じゃない!?



先輩は続けた。

「白いごはんに梅干し、これでいいんですよ」。

「そう!」


興奮して声がオクターブあがった。

「お金じゃない、
 これ美味しいなー
 あー楽しいなー

幸せってそういうモノですよね ‌ 」




前回アコレで買ったキャベツが鬼キャベツで、どんな細かい千切りにしてもガギガギしてた。
仕方なくレンチンしてからサラダも食べてた。

昨日買ってきたキャベツも覚悟していたのだが、
さっき千切りにしたら

すんげーやわらかいの!

春キャベツ!



「あーキャベツうまい! しあわせだー!」

ってデカい独り言が飛び出た。



久々に先輩と話した今日は、
とっても清々しい気持ちで、

……ちょっと居眠りなんかしちゃった 



はい、閉店!
コロッケ揚げるでー!




‌ 追記 

コロッケ食べたさに言葉足らずになってしもた 

先輩は若い頃、
二十歳前から世界を旅していた。色んな国で働いたり、アクセサリー作って路上で売ったり、
英語は中学生レベルなのに。
私も英語はひどいのでよく分かる。伝えようとする気持ち、理解しようとする気持ちがあれば言葉は何とかなる。

もとへ。

で、
世界中で集めたモノがたまった40代に、店を開いた。

昼間の電話で先輩は言っていた。

「僕は世界中を旅してまわったけれど、自分1人の力でそれが出来たとは 金輪際思ったことないですよ。
あちこちでみんなに助けてもらって、助けてもらえたお陰で旅が出来た」。

「そうですよね、世の中 助け合いです!」

またオクターブ高くなっちゃったけど、
コロナ禍、
困った事態に陥っちゃった時、

お金がない、あいつはある、うらやましい!

って1人悶々と唇噛みしめるんじゃなくて、
事情を話してまわりに助けてもらって、
自分に余裕があるなら助けの手を差し伸べて、
そうして生きていくべきじゃねえか、と思うの。

で、キャベツがやわらかくて嬉しかったり、超熟食パンが『半額』でラッキー!
だったり、

そんな小さな、
小さいけど素敵なしあわせに感謝できれば
ココロはアラブの大富豪。



じいさんがよく言っていた。

「人は良い意味で利用しあって生きてくもんだ」。

格言の多かったじいさんは、
けどその言葉だけは自分に言い聞かすような感じもあった。

たぶん『利用』って言葉が悪かった。

利用じゃないよ、助け合い。
助け合って生きてくもんなんだ。 


(なにこれ、前回の続き?)

Matulikomatulika33 at 19:51│

2021年02月15日

萌え〜 




4日くらいかけて確定申告の数字をまとめた。
書類ノイローゼなんで、あとは税理士さんにお任せ。

がしかし。

あれ?
税理士さんに何を送るんだ??


去年がホントにキツかった模様で、またしても記憶喪失。
6月に届いていた火災保険の更新書類も開封していないし、

ツラかったね、おーよちよち 

である。


で、

困ったな。
たしか確定申告用のノートにメモしてあったハズだが、
果たしてそれで分かるだろうか 

・・・・・・・・・

すげー分かる!

分かった!


画像載せないけど、付箋何枚も貼って、 

○○必要、☆☆も必要
△△は不要

って、細かく書いてあった!


なにこれ、

やさし〜い


何年か前の私、すげーやさしい 


分かりやすいように、と何か (説明とか) をする時、
よく「やさしい」と言われる。

やさしくねえよ、分かりやすいように言ってるだけ 

と思っていたが、
「やさしい」と言う人の気持ちが初めて分かった!

私、やさしい!!




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↑↑↑↑↑
膝の上に乗せてます。

1袋が1年分。
こーんなにあるんだよ、領収書の類。

※医療費領収書のぞく


お客さんが少ないのをいいことに、先週ずっとカウンターが書類の山だった。
自分をなだめてなだめて、1つずつやれば出来るのだが、
なんたって書類ノイローゼなんで、書類の山を見ただけで

燃えてしまえ


とか思うわけ。
もしくは私が燃えとくわ、もう知らん、やりたくね。
って、
なかなか起きない朝もあった。


じいさんが生きている頃は書類なんて チョチョイのチョイ。

はい、はい、はい、
なに? 間違えてる?
殺される訳じゃあるまいし、間違えてるなら直せばいい。

てな人だった。

なんでも1人で出来ると思っていたし、やってきたし。


出来ないことはまわりに手伝ってもらえばいーよ。
協力しあって生きてけばいーんだよ。

がんばり過ぎるあなたに、
今は心からそう言いたい。


Matulikomatulika33 at 14:30│

2021年02月13日

友達がイラついている。

初めて彼氏ができた19歳の娘。
彼氏の誕生日にプレゼント渡してないとか、明日バレンタインデーなのに何も用意してないとか。

私たちは専門学校のイベントプロデュースコースで知り合ったので、2人ともイベント好き。
好きだから余計やきもきするんだろうな。

友達とラインしていて、
思い出した。


姉が急に結婚を前提とした彼氏を連れてきて、
立派な家から嫁に出したい、って、今の実家を建てた。

その年、高島易断ではじいさんは家を新しくしちゃいけなかった。

高島易断すげえな、と思ったのは、
その家に引っ越してからじいさんとママちゃんの仲がおかしくなった。

私は高校2年生だった。

年中いがみ合っている家に帰りたくない日もあり、
あの頃 部活 (ギター) に夢中になれて本当に良かった。
部活が楽しくて楽しくて、今死にたい!
と思うほどだったが、
部活仲間には

「家庭環境悪いだろ」

って言われた。
フォークソング同好会は家庭環境が悪い不良が多かった。

見た目優等生。
実は斜に構えてる。

そんな子が多かった。
そんな子に「家庭環境悪いだろ」って言われたってことは、
私もよほどねじ曲がった顔をしていたんだと思う。


いがみ合いの日々が1年半続き、
ママちゃんは子宮癌を患った。
専門学校の入試や、入学金の準備や、自分で出来ることは自分でやり、早く帰れる日は夕飯も作り、週に何度か入院先に洗濯物を取りに行き、
ママちゃんの入院をきっかけに、家も落ち着くと思っていた。

ママちゃんが退院してきてからのじいさんは、もう狂ってるとしか思えなかった。
とにかくママちゃんが気に入らなくてしょうがなかったようだ。

女には手をあげない。
を頑なに守ってきたじいさんだが、手をあげる代わりにある夜 灰皿をぶん投げてきて、
その灰皿は私が小学生の頃にどこかのお土産で買ってきたモノで、
柱に当たって粉々に割れてしまった。

それを見たママちゃんは何度も頭を下げて、私には「二階に行ってなさい!」と言った。

あの時から、

ママちゃんは常にじいさんに気を使っていた。
それでもじいさんの言葉の攻撃は止まず、どころか、まったく容赦なかった。

手術したギズ跡を泣きながら自分で消毒しているママちゃんが可哀想で、
あの頃 何度じいさんに食ってかかりそうになったか。
すべてママちゃんに止められた。

母親の涙ってたまんない。

地獄だと思った。
今でもあの時期は『我が家の地獄』だと思ってる。


高校3年の秋〜冬は、
本当にひどかった。


高校3年の冬休み明けから
私は自動車教習所に通い出した。
そこで、
ギリシャ彫刻みたいなイケメン教官に恋をした。

バレンタインデー。

うちにクルミがあったので、
クルミの入ったチョコを作ろうと思い立った。
その夜。
記憶がまた欠落しているのだが、
ママちゃんはおらず、
なんだろ?
体調崩して寝込んでいたのかな?

とにかくじいさんしかいなかったし、
私は1人でキッチンでクルミと格闘していた。
そこにじいさんがスッとやってきて、
めずらしく静かに「こうやるんだよ」ってクルミを割ってくれた。
「どれ、かせ」って、全部割って、中身をキレイに取り出してくれた。

地獄の日々からほとんどじいさんとは話をしていなかったし、
ママちゃんの涙を許してはいなかったので、
言葉少なにクルミを受け取り、チョコに混ぜ込んで完成させた。

たぶん、
なんか色々あったんだろうな、
ってのは、だいぶ大人になってから思った。
夫婦にしか分からない何か。
うまく言葉に出来ず、ママちゃんに当たるしか出来なかった。
割れた灰皿を見て泣きながら部屋に籠もった私にも、
悪かったな、って思ってたんだろうな。


高校3年の最後のバレンタインデー、
じいさんが割ってくれたクルミ。
初めて手作りしたチョコ。

教官は受け取ってくれなかった。

なんか笑っちゃった。


 
ちなみに姉。

「なんか気持ち悪い」って彼氏と別れ、嫁に行ったのは立派な実家を建ててから数年後のこと。

とんだトラブルメーカーだ。

Matulikomatulika33 at 21:19│