2014年12月12日

お陰様でじいさん(父親)は少しずつ少しずつですが回復しています。
皆様に足を向けて寝られないので立って就寝、どーもマツリ子です。
嘘です。

微熱の原因が未だ検査中だったり、今日は軽い肺炎をおこして酸素マスクだったが、
大動脈瘤破裂寸前、今即死してもおかしくない状態からの緊急手術→開胸したらさらに深刻な状態→9時間半の大手術…
その後、一度は心臓が止まりICUにて緊急開胸→2度目の手術は4時間半…。

77歳のご老体でよくぞここまで回復してくれた!
(`・ω・´)/

でもね。
豆腐並みのメンタルだから安定剤は欠かさずに、と何度も言ったのに術後1週間たってから安定剤投与。
錯乱してからの投与…

お世話になっている病院に文句はないし、担当医も親切によく話をしてくれる。
だけど、安定剤1種類だけの投与で、もう1種類の安定剤を忘れていたことが今日判明。
じいさんに「コワい?」と聞いたら頷いた。
「不安?だよね?」
泣きそうな顔で頷いた。
そして安定剤について確認したら投与を忘れていたのだ。

身体的には毎日少しずつ回復はしている。
面会の度、担当医が嬉しそうに聞いていた、
「どうですか?」。

外科医はもちろん、内科医も数値しか見ていない。
血圧、脈拍、体温、血液検査の結果。

数字だけ見て満足気だが、
生きた屍のようなじいさんがそこにいる。
表情を変えず、瞬きもせず、目の下に大きなクマを作った精神病患者がそこにいる。

金町で私が頼りにしている内科医さえ、
「外科・内科と精神科医とは真逆にいるから。彼らの考えは理解出来ない」と言い捨てた。

病気。
『病』と『気(精神)』。

もっと歩み寄ろうよ。
どちらが欠けても『健康』とは言わない、って中学1年の最初の保健体育の授業で習ったじゃんか。

全員が全員とは言わないが、外科医・内科医はメンタル面を軽視し過ぎていると思う。

先日、脇の下にある傷を外科医に診せたら、生肉をピンセットでグリグリしやがって、思わず
「いっ…って!!」
と声を上げたら
「えっ?(・∀・)」。
生鼻毛、抜いてやろうかと思った。

まぁ、私の場合は生鼻毛くらいで済む話だが、
不安が大きくなりすぎて二度と正気に戻れなくなる人もいるんだよ。
不安から血圧が200以上まで上がって死にかけたのはうちのママちゃんだよ。

数字だけを当てにせず、相手の気持ちを推し量る想像力を養って、医療現場がもっと質的に向上することを祈る今日この頃…。


そしてお香屋マツリ子、
この1年はアロマのクリームばかり作っていた。
今日はじいさんに『鬱病ランクAA』のクリームを作り、ICU内でこっそり手足のマッサージをしてきた。
手も足も、もちろん鬱のツボを指圧。
じいさん安心して寝てしまいそうになる。が、その度、頭をブンブン振って目を覚ましていた。
きっと寝たらもう二度と起きられない、そんな恐怖があるのだろう。

寝ちゃってもいいんだよ。
寝ちゃっても大丈夫だよ。

そう囁いたら少しだけ穏やかな顔になり寝てしまいましたとさ。
めでたし、めでたし
(○´∀`○)


PS:と言ってもまだICU。
  気は抜けない!


Matulikomatulika33 at 01:49│コメント(2)トラックバック(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by シャンボ   2014年12月12日 07:15
良かったですね!
気になって、どうかなぁ、と。
とりあえず、ひと安心ですね!

そうか、そんなに精神科と外科内科は別物かぁ。
なんか、両方を兼ね備える科があれば良いのにね。

junさん、優しいね、マッサージしたげたり。
順調に回復しますように!
2. Posted by マツリカマツリ子   2014年12月12日 07:53
5 ★シャンボさん★
ありがとう!
ホント、あとは順調に何事もなく回復するのを日々祈るばかり…

マッサージはね、もう汗だく!!(笑)
入院してる時は特に「じいさん早く良くなれ~」って必死でモミモミするから、看護士がギョッとするほどの汗だく子(笑)

今日もモミモミ行ってきまっす!

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