2018年07月02日

だいたい商売なんてのは、
正当なトレードに他ならない。
それに見合うお金を納得して消費者が支払うだけの話で、そこに上下関係なんてあったらおかしいのだ。

とは言え、
‌マツリカン
どーもマツリ子です。


同業の先輩店というのは、私がマツリカを始める前に好きで通っていたお店です。

2004年の正月3日、

しっかし暇だなー
店でもやるか!

そんなノリで始まった店舗探し。
契約の時に不動産屋さんに聞かれました。

「もう仕入れ先なんかは決まってるんですか?」

「ええ!」

にっこり笑顔で大嘘こいて、それから慌てて問屋なる店を探す始末。

気になる雑貨屋に入り、問屋を教えてください、という。
まずは綾瀬駅から。
しかし門前払いを食らいに食らい、吉祥寺駅まで行っちまった。

吉祥寺の雑貨屋でもどこも教えてくれず、
当時西荻にあった先輩店に疲れ果てて辿り着く訳です。

「応援しますよ、卸し、やりますよ!」

そう言ってくれた通称バリのオヤジ。

マツリカを始めて、バリのオヤジには何度か言われました、
「マツリカさん、強気ですねえ!」って。

それは値段。

いくらで仕入れた商品をいくらで売るか。

「僕なんか○○円ですよ」

「いえ、この商品に○○円は可哀想です。私は××円でいきます」。

そんな調子でお客さんも選んできました。

商売をする上で気分が悪いと思われる客は、
客にあらず。
来なくていい。

たとえば
「2つ買うんだから負けてよ」って最初から言ってきたばばあ。
金町に移転してからその手のばばあ共を排除するのに1年かかりました。
開けようとした扉を内側から閉めた時もあった。

「買っていただかなくて結構です」。

そんなんで14年。

そのやり方で商売として成功しているかといったら、
皆さんご存知のように数字的には惨敗です。
が、
わたくし幸せであります!

気持ちの良い、空気の良いお客さんに囲まれて、
みんな大切な友達です。
ご来店いただくだけで嬉しくなります。

我が人生に一片の悔いなし!
      by ラオウ


サイダーバを、
どうにかしたいな、と思ったのは、
パパのカレーが大好きだから。
パパとママが大好きだから。
1日でも長くサイダーバのカレーを食べていたいから。

自分に何が出来るか。

毎日行くほどの余裕はない。
つまり金もない。←残念!
けど、
時間ならたくさんある!
幸いPOP作りには少し自信もある。

だけど、サイダーバはパパの店。お店はオーナーさんの聖域です。
出すぎちゃいけない。
それはいつでも胸にあります。
だから何かを始める時、必ずパパに相談します。

こんなことをやってみたいんだけど、どうですか?

パパが頷いてくれれば、やる。
うーん…と悩むようなら、やらない。

今日もまた1つ、提案してみました。
それは店舗内のこと。
お客さんの目に入る箇所。
お金はかからないけど、どうかしら?

したらね、
キレイにしたいのは山々のよう。
だけど、

キレイにしたのか、金があるのか、じゃあ自分が食べに来てやらなくてもいいだろ。

そんな風に捉える人もいるようで、
「もう何ヵ月も来てくれてない」と。
1人2人じゃないような感じでした。

ハッ、ちいせえなー!!

内心思いながら、話を聞いておりましたが、

「私ならそんなお客さんはバッサリ切っちゃう、いらない。私はね?」

口が勝手に言っていた。

「けど、ここはパパの店だから、パパがやめといた方がいいかなぁ、って思うならやらないよ?」

パパは優しいから、
そんな客でもパパのカレーを美味しいって食べてくれた過去があるなら、
きっと感謝の気持ちでいっぱいなんだ。
いつまでも、いつまでも。

けど、
なにそれ。
同じ日本人として恥ずかしいわ!

自分がいなくてもやってけんだろ?
って、
ちがうわ、あんたこそパパのカレーが食えなくても生きていけんだろ。
実際生きてけてんだ。
なら食わなくていいわ。

人間は愚かだから、
頭を下げられたら自分が偉いと勘違いしてしまう。
上下関係を作ってしまう。
だから、の冒頭。

商売は正当なトレード。

パパの技術と、腕と、食材の良さと、
それに見合うお礼を『お金』という形にしているだけ。

美味しいカレーをありがとう。
こんなに幸せな気持ちにしてくれてありがとう。

サイダーバには、感謝しかないのです。


くそっ、くそっ、
って言いながら夜散歩をしていたら胃が痛くなっちゃって、決めたコースをショートカットしてきました。

少し辛めにしてもらったエビカレー、
すごく美味しかったのに、

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なにこのセンスない残念なアングル


Matulikomatulika33 at 01:30│コメント(0)アジアン雑貨 | 出た、マツリ子節!

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