2018年08月06日

ある人がちょいちょいユーハイムのフランクフルタークランツを買ってきてくれる。

丸い王冠の形。
ケーキ屋さんのしっとりスポンジとは違う、少したくましいスポンジを覆うのは、白いたっぷりのバタークリーム。

初めて食べた時は感動で震えた!
嘘だけど (・∀・)

※会いたくて震える西野カナ症候群の方はそれちょっと病気だと思うの。

口に入れるとクリームとともにスポンジも溶ける。

あれれ?
なくなっちゃったよ?

と同時に「うんまーい!」と叫ばずにはいられない。

毎回独り占めしていたクランツ様を、買ってきてくれる人にも食べてもらった。

「うん。
  …さほど?」

そんなヤツは食わんでいい!
クランツ様に失礼だ!( ・`з・)

そう思いながら、
これほどまでに美味しいと感じるのは、
もしかしたら何かあるやもしれぬ。
たとえば小さい頃に食べたケーキを思い出す、とか。
小さい頃はバタークリームだったとか。

………………???

記憶にない。

まず、
小さい頃にケーキを食べたという記憶がない。
んなアホな。
誕生日は? クリスマスは?

そこで姉に聞いてみました。
姉は昔からやたら記憶力抜群。トランプなら神経衰弱が得意。


『小さい頃って、ケーキ食べたっけ?』

『食べたよ、M(←弟)の誕生日だけね
  (  ̄▽ ̄)』

『あ、そうなんだ…』

弟の誕生日は12月26日。毎年クリスマスと一緒だったので、
そうか、クリスマスにはケーキを食べたのか…←記憶にない

『Mの誕生日は3段ケーキね』

『さ、3段!? 』

想像も出来ない。ウエディングケーキしか浮かばない。

『私も食べたの??』

『リ子ちゃんは1回だけね』

『1回??』

『リ子ちゃんはどこかに出掛けてていなかったから』

もう誘拐されてたとしか思えない、小学生がクリスマスケーキを食べる時間にいないって、
何??

『私の誕生日は温泉や海に行ったよ』

姉は1月6日生まれ。
お正月休みの旅行だ。

『リ子ちゃんの誕生日は結婚記念日と一緒だから生魚で誤魔化されてたよ』

結婚記念日が4月10日、私は11日。
※生魚←お刺身と思われる

やっぱり我が家はケーキに縁遠かったか。

『なんで?』
って姉が聞いてきたので、
いただいたバタークリームのケーキをやたら美味しく感じる旨を伝えると、

『タヌキのケーキはバタークリームだったよ』と。

……………
やや!?
タヌキのケーキ!?

そうだ、なんとなく覚えている!
すんげっ、懐かしい!!

『タヌキのケーキ、いつもお母さんにリ子ちゃんにもあげなさい、って言われた苦い思い出が (  ̄▽ ̄)』

『えっ、私の分なかったの?』

『タヌキのケーキは私が小遣い貯めて買ってきたんだよ』

いまアコレがある場所、昔は個人のスーパーで、タヌキのケーキはそこにあったらしい。

『私のを分けてあげたんだよ』

なるほど、
だから記憶の中のタヌキのケーキは味もしないし、画像的にもうっっすいのか。
決して私の前にはなく、少し離れたそれを眺めているから、タヌキのケーキは斜めだ。

で、

『うちって…‌』

『う、うん…‌』

てなオチ。


焼肉屋に行けば親は浴びるほどビールを飲んで、子供たちはバヤリースのオレンジジュースを1本だけ。

喉カラカラだよ、ジュースもう1本飲みたいよ(泣)

あの地獄は強烈に覚えている。

友達の家に遊びに行き、母子家庭で優しいお母さんはカルピスに大きな氷を3つも入れてくれた。

優しいね!
豪華だね!

うらやましかったし、嬉しかった。
我が家は氷を作るのが面倒だったのか、いつも1つだった。

少しだけ顔見知りのおばさんの家は、白い壁に青い屋根。洋館のようなお宅を訪ねると、必ずブルボンのルマンドを出してくれた。

さすが、洒落たお菓子を出してくれるよ!

遊ぶ子供もいないというのに、ルマンドを食べるためだけによくお邪魔した。

旅行にしても、まず親が存分に楽しむ! 子供は二の次。

そんなんだから、小さい頃の記憶はあまりないのだけれど、

※楽しかったことを子供は覚えているらしい

それはそれで、懐かしい いい思い出だ。


夏休みだってさ、

汚い顔した真っ黒な子供が、日が暮れるまであちこちで冒険を繰り広げる。

夕立にずぶ濡れになりながら、立て看板を傘がわりに帰ったり、どこぞの軒下で雷にわくわくしたり。

うーん、

タヌキのケーキとともによみがえるのは、40年前。
ノスタルジックな THE 昭和★


Matulikomatulika33 at 16:57│コメント(0)つれづれ物語 │

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