2019年12月21日
マツリカを始める前に読んだ『インド放浪記』的な本には、
インドの食堂ではバナナの葉っぱにカレーやご飯が盛られ、ご飯が少なくなると給仕さんがもっさり足していってくれる。
てな素敵な一文があった。
素敵というか、軽く罰ゲームみたいにちょいちょい盛られてしまうので、いらない時は、
なんだったかな。
なんか合図があるんだ。バナナの葉っぱを畳むとか。
それをしないと満腹地獄を味わう羽目になるとかなんとか。
サイダーバさんのパパが黄色いターメリックライスをぺったんぺったん、
えー まだー??
ってほど盛ってくれている様を見る度、
ママが「お腹いっぱいになった?」と嬉しそうに聞いてくれる度、
ここはインド食堂だなぁ、ってほのぼの思う。
サイダーバさんのテントが新しくなった。
幾度かの強風で剥がれ、今年10月の台風19号でついに骨だけになったテント。
新しいテントには、
『本格的なインドカレー』とか、『インドカレーショップ』って言葉が踊っていて、
あの枯れ感パネェ店構えを散々見てきたので、新しいっていいなー! って、めっちゃテンションあがるのだが、
と同時に、
もしサイダーバさんが私の店だったら、
『インド食堂 サイダーバ』
にする
金町のときわ食堂みたいに。
銀座に高級インド料理の店がオープンした。
近年インドではフレンチのような映えるちょいちょい盛りの店が増えているらしく、なので銀座の店は
『ついに日本にも!!』
らしい。
レンズ豆使って、スパイス使って、ひよこ豆のケーキもあって、
インドはカレーだけじゃない!
てのをアピールしたいようなのだが、
なんとなく味の想像が出来る。
スパイスの国に変わりはないんだもの。
で、その一口ずつの料理が一皿3千円とかすると、
高くてうまいは当たり前
思わず独りごつ。
インドカレーだけでなく、たまに付き合いで他店に行くと、
美味しい。
おしまい。
って思う。
サイダーバさんだと、
うーんまっっっ!
足をバタバタしてしまう。
何を食べても飲んでも「うんまっ!」が止まらないのだ。
明日は友達の娘ちゃんの吹奏楽コンサートがあって、毎年ご招待いただくので行ってきます。(マツリカはお休み)
友達は5人家族なので、昨日のうちにパパに「タンドリーチキン 5人前 テイクアウト!」
と予約してある。
X'masプレゼントとして、ちょっとしたお歳暮がわりにも嬉しいんじゃないかしら?
パパに聞いたら日持ちするようだし。
箱だけ立派な『うまいもん (そこそこ) 』 より、贈る側ももらった側も嬉しいサイダーバのめちゃうまタンドリーチキン。
今の時代、物は皆さんたくさん持ってるしね。
雑貨屋とは思えぬ発言だが、ホント持ってんだもん。うまいもんの方が嬉しい
新しいテントになって、
道行く人は「お?」と見るハズ。
よし、この調子で
進め!インド食堂!
※枯れ感パネェ姿も載せときます。