2020年01月13日

近所のインドカレー屋さん、サイダーバさんが年始早々にお休みした。

パパの発熱。

3日休んで再開してからもマスクしての営業。

昨夜行ってみると、
マスクは外れたものの、お客さんとも話さず黙々と作業するパパに違和感を覚えた。

まだダルいのかな?

にしても、オーダーに返事をする以外はやや下を向いて忙しなく作業を続けている。テキパキテキパキ。
20人前のテイクアウトでも入ったのか? って感じ。

そんな時に猛烈にお喋りになるママが、
帰る頃 話してくれた。

ずっとお世話になっていた肉屋さんが年内で廃業したらしい。
そろそろ仕入れないと、お肉足りてる?
とか、いつも連絡をくれたお店で、パパに聞いたら30年の付き合いだったそう。
80代だと言うから、引退しても全然おかしくはない年齢だが、
62歳になったばかりのパパから見たら親世代。
新しい肉屋さんをどうするか、より、
きっとパパは単純にショックだったんだと思う。

ママは
「パパの、友達みたい感じ」
と言っていたが、
ずっと支えてきてくれた頼りになる『相棒』。
というか
『日本のお父さん』だ。


マツリカ始まって15年。
好きだったインドの問屋さんがどんどん閉店し、その一店一店がいとおしいのに、
30年も付き合ったお店となったら、
それは悲しいに決まってる。


黙々と作業するパパに、

元気だして!

なんて言えない。
元気が出るまでには時間が必要。
だから、それまでは黙々と仕事をこなしていくしかない。
それをしているのだから、

パパがんばれ!

って
心でそっと思う。

冗談言ってママとゲラゲラ笑いながら。


Matulikomatulika33 at 18:28│サイダーバ │