タージ・マハル

2018年06月22日

インドに行ったのは、もう12~13年前。

アショカツアーズで予約して、5日間で15万くらい?
3食付き、4つ★ホテル泊、
ツアー参加者が2人だったので、日本語ができるガイドさんとハイヤーであちこち見てまわりました。

いちばん驚いたのが、ハイヤーの冷房の効き。
車に乗りました、エンジンかけました、もう涼しい!
いや、びっくり!

そんなゴージャスツアーを機嫌良く過ごした3日目くらい?
タージ・マハルを見学しました。

今よりずっと第六感的なモノが研ぎ澄まされていたマツリ子、
タージ・マハルのゲートをくぐった瞬間、
耳元で男が何かを囁いたのです。
それはもう、耳に口をつけんばかりの距離。
びっくりして振り向いて、
しかしそこは雑踏。
よく分からない言葉は風に吹かれて消えていった感じ。

なんだろう?
英語じゃないし、ヒンズー語とも違うような。。。

頭をひねりひねり奥へ進むと、何故か体が重くて、急に気分も悪くなり、

あー、この感じ。

インド旅行に浮かれて忘れていたが、
そうだ、ここお墓ジャマイカ…
 ↑
今日のジャマイカは元気ナッスィング

面倒臭いから第六感的な話で進めますと、
私は後ろに何かをつけて歩く体質で、
それは漢字にするなら『憑けて歩く』。
弟は、何も感じず、ただただ見えちゃう体質で、

「うわぁ! また姉さん誰か憑けてきた!」

って、
青い顔って、本当に青いんだなぁ (・∀・)
なんてことがよくあったのです。

とりあえずお墓の横を通ると具合が悪くなるので、墓には気を付けてました。

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンは、36歳で亡くなった愛妃ムムターズ・マハルのために、白大理石だけで出来た巨大でキレイなお墓を作ります。
それがタージ・マハル。
つまり、お墓。

タージ・マハルの次に、すぐ近くのアグラ城見学。

ガイドのチョップラーは言いました。
息子によって皇位を奪われこの城に幽閉されたシャー・ジャハーンは、たまに上がらせてもらえるこの部屋の、この小窓から、
ほら見て。
タージ・マハルが見えるでしょ?
あれを見て涙したのです。

タージ・マハルの裏にはヤムナー川が流れていて、シャー・ジャハーンはその対岸に自分のお墓を作る予定でいました。タージ・マハルとまったく同じ構造の、黒大理石だけで出来たお墓を。
その場所は今でも手付かずでぽつりと空いていて、
チョップラーの話を聞きながら、胸がちくりと痛む思いでした。

お腹もかなり痛んでね、
タージ・マハルから何も食べられない状態となったのですが、
まぁそこはマツリ子、元気に飛び回ってきたよ!

日本に戻り、
当時マツリカは高州。
高州マツリカンにタージ・マハルの話をするのですが、何故か感極まって涙が流れ落ちるのです。

いったいどうしちまったんだ??

てな話を、
仲が良かった問屋の女の子に話すと、

「マツリカさん、吟遊詩人に選ばれたんですよ!」

とな。

タージ・マハルに入って囁いたのはシャー・ジャハーン。
自分の無念を後世に伝えてくれという、あれはそんな意味だった。

なるほど、なるほど!

という訳で今回は久しぶりに吟遊詩人のお仕事をしてみたよ!

先日サイダーバでもそんな話となり、
インドを何ヵ月か放浪したという紳士が、
マツリ子のちょっとおかしな話をまんま「んだんだ」と聞いてくれ、
さすがサイダーバの常連さん。
で、今度はパパとママが同時に話し出す。
パパがまっすぐ私を見て、
ママはでっかい目を瞬きもさせず、
同時に話す(笑)

ムムターズ・マハルは、大富豪(貴族)の娘とされているのですが、
サイダーバパパ&ママの話によると、物売りをしていた一般の貧しい娘。
けれどその美貌がシャー・ジャハーンの目に止まったという。

「ママも1回行きたいねぇ! タージ・マハル、キレイじゃない?」

目をキラキラさせて話すママの為にも、
『今日のサイダーバ』メール配信、がんばるぞ!

あ、サイダーバの入口にあるタージ・マハルのポスター、マツリカで取り扱ってます。
しっかりとしたポスターです。

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B4sizeくらいの小振りなポスターもあります↓↓↓↓↓↓↓

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ぞうさんがかわゆい

しかしシャー・ジャハーン、74歳まで生きてんのよ。
さすがインドの方は長生きねぇ。

見習うべく、今日も水元公園を歩いてきた、どーもマツリ子でした!

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サギも歩いてた!(笑)


Matulikomatulika33 at 14:47│コメント(0)